なんか急性リンパ性白血病になった記

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みなさんからの贈り物をレビュー「これが物理学だ!」(ウォルター・ルーウィン)

読みました

ありがとうございました
これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義

どんな本

だれでも読めて面白い物理学に関する本
原題は For the Love of Physics

感想

おもしろいとおもいました
これからもぶつりがくをべんきょうして、しょうらいはぶつりがくしゃになりたいです

以下面白いと思った部分引用

物理学のたまらないところとか
ガンマ線の波長は、10億分の1センチ以下だ。にもかかわらず、それらを検出し、数をかぞえる方法を、物理学は私に授けてくれた。そこがまた、実験物理学のたまらないところだ。見えないものに”触れる”ことができる。(p. 31)

わたしは物理学において測定が重大な役割を担うと考えているので、測定によって実証できない理論には疑問を抱いている。例えば、ひも理論や、さらにそれに磨きをかけた超ひも理論、言い換えれば”万物の理論”を追求する理論化による最先端の研究だ。(...)一部の物理学者は、この理論が物理学なのかどうかさえ疑問視している。 (pp. 51-2)
ニュートンはすごい
ガリレオは、ニュートンの第一法則の初歩版を思いつき、多くの物体の運動を数学的に説明することができた。ガリレオはさらに、一定の高さから落とした物体は全て、(空気抵抗がなければ)同じ速さで落下することを発見した。しかし、なぜそれが正しいのかは説明できなかった。ヨハネス・ケプラーは、惑星の軌道がどのように機能するかについての基本法則を解明したが、なぜそうなるのかはまったくわからなかった。ニュートンは、その”なぜ”を説明した。(p. 90)
オゾン臭
雷を空気がとてつもない高温にまで熱するという事実が、あなたが雷雨の中で経験したかもしれないもうひとつの現象を説明する。郊外に出る際、雷雨が過ぎたあとで、空気のにおいがいつもと違うことに気づいた経験はないだろうか?(...)それが3つの酸素原子で作られた酸素分子、オゾンの香りだということは知らなかったはずだ。(p. 211)
エネルギー問題の話
 太陽エネルギーの潜在能力には多大な期待が寄せられており、わたしも太陽エネルギー開発にはもろ手を揚げて賛成する。(...)世界のエネルギー需要をじゅうぶん満たす太陽エネルギーを取り入れるためには、約 2 × 1010平方メートルのパネルがあればいい。(...)故国オランダの約5倍の面積にあたる。(...)
 ところが、落とし穴がある。先ほどの計算ではまだ、昼夜があることを見込んでいない。(...)それに、雲という問題もある。(...)地球のどこにいるかもになる。(...)それから、をとらえる装置の変換効率も考慮する必要がある。(...)実用的なシリコン太陽電池の最大変換効率は約18パーセントだ。(...)よって、そういう制限要因をすべて考慮すると、ドイツの約3倍にあたる1兆平方メートルくらいの面積が必要になるだろう。(...)
 とはいえ、今から着手すれば、今後40年間で長足の進歩を遂げられるはずだ。(...)
 風力はどうだろうか。(...)
 2009年には、世界の風力エネルギー生産量は340テラワット時で、これは世界の電気消費量の約2パーセントに当たり、しかも生産量が急速に増えつつある。実際のところ、風力からの電気生産量は過去3年間で2倍になっている。
 では、原子力はどうだろうか?(...)過去数年間で、地球温暖化の懸念が劇的に高まったせいで、原子力エネルギーという選択肢にふたたび関心が集まりつつある。(...)原子力政策は国によって異なるが、スリーマイル島、チェルノブイリ、福島での忌まわしい原子力事故がもたらした恐怖により、原子力発電所の増設には大規模な政治折衝が必要となるだろう。また、原子力発電所は非常に高くつく。(...)さらに、原子力発電所からの放射性廃棄物の処理は、非常に大きな技術的、政治的問題であり続けている。(pp. 260-5)
核融合の話と楽観論
 現在の生活水準を保ちながらエネルギー問題を乗り切る唯一の方法は、核融合を信頼度の高い、本格的なエネルギー供給源に育てることだと思う。ウランやプルトニウムの原子核が核分裂片となってエネルギーを発し、それが原子炉を動かす”核分裂”ではなく、水素原子が互いと合体してヘリウムを創り出すことでエネルギーを放出する”核融合”を利用するのだ。(...)核融合は、(エネルギー供給源となる可能性のない)物質と反物質の衝突を除き、わたしたちの知る中で単位質量あたりのエネルギー生産力が最も強力な反応だ。(...)
 ほんとうの問題は、機能的で、実用的で、制御可能な核融合炉をどうやって造るかにある。いずれそれが実現するかどうかも、いまだ定かではない。(...)
 50年前は、ビッグバン仮説ですら確たるものではなかった。今やわたしたちは、ビッグバンの100万分の1秒後の宇宙の姿も知っていると思えるだけでなく、誕生から130億年を越える天体を(...)自信をもって研究している。こういう枚挙にいとまがない発見や変容に鑑みれば、いつの日か科学者たちが、制御された核融合という課題を乗り越えることを当て込まずにはいられない。数々の困難や、早期解決の重要性を軽視するつもりはないが、わたしは時間の問題だと確信している。(pp. 268-9)
なんかわかんないけどすごい話
ビッグバンの話に戻ろう。宇宙を誕生させたその爆発が、最初期の物質――一気に膨張し、その後冷えて、銀河や恒星や惑星になった物質――の中に圧力波(音波)を生じさせたのだとしたら、その名残を今でも見ることができるはずだ。そこで、物理学者たちは太古のプラズマに刻まれた最初の波と波のあいだがどのくらい離れていたか、そして、宇宙が130億年にわたって膨張してきた現在、さらにどこまで離れたかを計算した。そして、最初の波長は50万光年で、今では5億光年になっていることを突き止めた。(p. 166)
誰が砂漠でやんだよ
静電気の実験はすべてそうだが、この実験も、冬場の乾燥した日(あるいは、昼下がりの砂漠)で行ったほうがうまくいく。(p. 197)
ゴッホは難しい
ヴァン・ゴッホ(ほんとうの発音は van Chocch だが、咽頭音ふたつを短いoの音でかろうじて分けるという至難の業は、オランダ人でなければとてもこなせない)にどっぷりはまった。(p. 374)

これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義

これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義


FOR THE LOVE OF PHYSICS

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