なんか急性リンパ性白血病になった記

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みなさんからの贈り物をレビュー「禅的生活のすすめ」(ティク・ナット・ハン)

読みました

送ってくださってありがとうございます。
せっかく送ってくださったのに、ごめんなさい。

あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ―心が安らかになる「気づき」の呼吸法・歩行法・瞑想法

あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ―心が安らかになる「気づき」の呼吸法・歩行法・瞑想法

どんな本

著者はダライ・ラマ的人間。

否定的な感情を認めて変えるための微笑みの瞑想
①息を吸いながら、自分の体を意識する。息を吐きながら、自分の体に微笑みかける。
②息を吸いながら、自分の体の痛みを意識する。息を吐きながら、自分の体の痛みに微笑みかける。
③息を吸いながら、自分の心の痛みを意識する。息を吐きながら、自分の心の痛みに微笑みかける。
④息を吸いながら、心の中の恐怖を意識する。息を吐きながら、心の中の恐怖に微笑みかける。
⑤息を吸いながら、心の中の不安を意識する。息を吐きながら、心の中の不安に微笑みかける。
⑥息を吸いながら、心の中の悲しみを意識する。息を吐きながら、心の中の悲しみに微笑みかける。
⑦息を吸いながら、心の中の怒りを意識する。息を吐きながら、心の中の怒りに微笑みかける。
⑧息を吸いながら、心の中の妬みを意識する。息を吐きながら、心の中の妬みに微笑みかける。

(pp.39-40)

こういう感じの瞑想の仕方がちょくちょく紹介されながら、世界平和を考える前に周りの人に優しくしましょうとか、どこかの偉いひとのエピソードとかが紹介される本。

この瞑想、実際にやったら「あれ、次悲しみだっけ怒りだっけ…」「恐怖飛ばして不安を意識しちゃった…」みたいにならないすかね?修行が足りないんでしょうか。1回もやってないけど。

「禅」関係ないだろ

 本書は、アメリカで出版されたティク・ナット・ハンの2003年の著書、Creating True Peace: Ending Violence in Yourself, Your Family, Your Community, and the World の邦訳です。直訳すれば、「心の平和を創造する」というタイトルですが、ここでいう「平和」とは、国家間や民族間の戦争がない状態を指すだけではありません。個人の心の平穏、家族の調和、共同体の安寧、そして世界平和の全てが含まれています。(p. 286, 訳者あとがきより)

で、「禅的生活のすすめ」はどこから出てきたんですか。
表紙にいちばん大きなフォントサイズで書いてますけど。

あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ―心が安らかになる「気づき」の呼吸法・歩行法・瞑想法

要するに

禅に関する本を読みたいと思ってウィッシュリストに入れたら、実は平和に関する本だったので困った。
マザー・テレサ名言集でも読んでいたほうがいいと思います。


あなたに幸福が訪れる禅的生活のこころ―澄んだ思考と穏やかな心から生まれる「真の力」の使い方

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