白血病の本を読もう その1-6 木崎(2009) pp.88-124 造血幹細胞移植
正確性はいっさい保証しません
急性リンパ性白血病を中心にやります
わからないところとややこしいところは飛ばします
造血幹細胞移植の基礎と流れ
- 移植した幹細胞が患者骨髄に生着すると、正常造血の回復、免疫の回復、ドナーの免疫による抗腫瘍効果が期待される
- 造血器悪性腫瘍としては、化学療法のみでは予後不良の急性白血病が同種造血幹細胞移植の適応疾患である
分子標的療法
- 対象となる疾患に特徴的に存在する分子を標的とし、特異的に有効性を発揮する治療法
- 白血病の有する特徴的な分子
- 細胞表面に存在するタンパク
- 細胞の増殖や細胞死にかかわる細胞内の伝達物質
イマニチブによる慢性骨髄性白血病(CML)治療法
- イマニチブ(グリベック)
- ABL, KIT, PDGF の各チロシンキナーゼの選択的阻害剤として化学合成された薬剤
- なんかよくわかんないけどそういう便利な薬がある。
- CML治療の第一選択薬剤
- フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(ALL)にも効く(参考)
ゲムツズマブ・オゾガマイシン療法
- ゲムツズマブ・オゾガマイシン(マイロターグ)
- 名前がすごい!